自動車を保有していて公道を走行する場合、必ず加入しなければならない自賠責保険の保険料は、例年1月に開催される自賠責保険審議会で決定されますが、2021年1月18日に開催された審議会で4月1日以降に適用される保険料が決まりました。
2021年4月1日から自賠責保険の保険料が全車種平均で約6.7%引き下げに
自賠責保険の保険料は、毎年の事故による保険金支払いの増減により見直しが行われます。
自動車の安全性能向上や、2020年の新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛などで事故件数が減少し、2021年4月1日以降の保険料が平均6.7%値下げされます。
自家用乗用車の2年契約は約7.1%引き下げに
今回改正される自賠責保険の保険料は、平均で約6.7%の吹き下げですが、一般的な自家用乗用車では、2年契約(24か月契約)が21,550円から1,540円値下げされ20,010円になります。
一般的な車種の2年契約保険料は以下の通りとなります。
用途車種 | 新保険料 | 旧保険料 | 改定率 |
自家用乗用車 | 20,010円 | 21,550円 | -7.1% |
軽自動車(検査対象) | 19,730円 | 21,140円 | -6.7% |
軽自動車(検査対象外) | 9,770円 | 10,160円 | -3.8% |
自家用小型貨物車 | 23,150円 | 24,790円 | -6.6% |
小型二輪車 | 9,270円 | 9,680円 | -4.2% |
原動機付自転車 | 8,850円 | 8,950円 | -1.1% |
新し保険料は2021年4月1日から開始する自賠責保険に適用されます。