自動車保険 余裕があれば付けておきたい特約7選

おすすめする自動車保険の特約
真由美さん
インターネットを見ると自動車保険には内容の分からない特約がいっぱいあるけど、どれを選んだらいいの?
元支社長
確かに自動車保険の特約はたくさんあるけど、保険料に余裕がある人におすすめする特約を紹介します
自動車保険には、補償の中心になる「基本補償」と補償をプラスする「特約」がありますが、特約をプラスするとその分「特約保険料」がプラスされますので、負担する保険料が高くなります。

自動車保険のたくさんある特約の中で、必ず加入しておきたい特約は、「対物超過修理費特約」「弁護士費用特約」「個人賠償責任特約」の3つですが、保険料に余裕がある場合、プラスで保険料を払っても加入しておきたい特約を紹介します。

レンタカー費用特約

車を通勤や通学などに使っている人が、事故で車を修理する期間や、買い替えのための期間について、レンタカーを借りる費用を補償してくれます。

事故で車を修理する場合、自分に全く責任がなく、相手が100%悪い事故であったり、加入している自動車保険の保険会社が提携している自動車修理工場で修理する場合などは、無料で代車を提供してもらえることもありますが、そうでない場合は事故車の修理期間中は使える車が無い状態になります。

もう一台車を所有していたり、公共の交通機関を利用することができればいいのですが、日々の生活や仕事などに必ず車が必要な人は、自分で車を手配する必要があります。

また、自動車修理工場などが無料で貸してくれる代車は、借りる車を選べないことが多く、借りた車が汚れていたり、古い車だったりで、嫌がる人も多くいますので、そんな時レンタカー費用特約に加入していれば安心です。

損害保険会社によっては、車両保険とセットでなければ加入できない場合がありますので、加入する場合は保険会社に確認してください。

レンタカーを借りる条件や、そもそも特約事態がない損害保険会社もありますので、一覧表にしました。

損害保険会社別の特約有無

保険会社特約の有無備考
三井住友海上 〇1日3,000円、5,000円、7,000円、10,000円、15,000円、20,000円から選択
東京海上日動 〇1日5,000円、7,000円、10,000円から選択
あいおいニッセイ同和 〇・レンタカー費用特約 1日7,000円まで
・代車提供特約 排気量に応じてレンタカーのクラスを指定
損保ジャパン日本興亜 〇 1日5,000円、7,000円、10,000円から選択
ソニー損保 〇 1日5,000円、7,000円、10,000円、15,000円、20,000円から選択
アクサダイレクト ×
チューリッヒ ×
SBI損保 〇 1日5,000円、7,000円、10,000円から選択
そんぽ24 〇 1日5,000円
セゾン自動車火災 〇 1日5,000円、7,000円、10,000円から選択
イーデザイン損保 〇 1日5,000円
三井ダイレクト 〇 1日5,000円、7,000円、10,000円から選択
元支社長
レンタカー費用特約は、結構特約保険料が高いけど、これから紹介する特約は安く加入できますよ

車両保険無過失事故特約

自分には全く責任がなく、相手が100%悪い(過失がある)事故(いわゆる「もらい事故」)で、事故の相手が交渉に応じてくれない場合があります。

車同志の事故の3件に1件はこのような「もらい事故」ですが、相手が自動車保険に加入していない場合や、加入していても、自分の自動車保険を使いたくないために、交渉に応じようとしない悪い相手が稀に存在します。

この場合は、自分が加入している自動車保険の「車両保険」で修理をすることができますが、事故件数にカウントされ、自分の自動車保険の「等級」がダウンしてしまいます。

こんな時に、「車両保険無過失事故特約」に加入していると、事故件数にカウントされることなく、自分の自動車保険の「等級」がダウンしません。

この特約の保険料は、意外に安く、年間保険料が1,500円前後なので、加入しておくことをおすすめします。

損害保険会社別の特約有無

保険会社特約の有無備考
三井住友海上 〇
東京海上日動 〇
あいおいニッセイ同和 〇
損保ジャパン日本興亜 〇 標準装備で追加保険料なし
ソニー損保 ×
アクサダイレクト ×
チューリッヒ ×
SBI損保 ×
そんぽ24 ×
セゾン自動車火災 〇
イーデザイン損保 〇 標準装備で追加保険料なし
三井ダイレクト ×

新車特約

せっかく買った新車が、自動車事故により大きな損害を受け、新たに新車を購入する場合に、契約している新車保険金額を限度に、実際に買い替える費用が払われる特約です。

さらに、新車を購入するための諸費用(登録費用など)などもプラスで払われます。

この特約が適用される条件は、
①事故により、車が修理不可能または、修理費が加入している車両保険の補償額を超える場合。
②車の修理費が新車保険金額の50%以上になった場合。

支払われる保険金額
①車を買い替える場合は
・車の購入金額(新車保険金額が限度)
・登録費用(新車保険金額の10%)
②車を修理する場合
・修理費(新車保険金額が限度)

この特約に加入するには、契約する車が新車登録から4年以内の車が対象になります。

損害保険会社別の特約有無

保険会社特約の有無
三井住友海上 〇
東京海上日動 〇
あいおいニッセイ同和 〇
損保ジャパン日本興亜 〇
ソニー損保 〇
アクサダイレクト ×
チューリッヒ ×
SBI損保 ×
そんぽ24 ×
セゾン自動車火災 〇
イーデザイン損保 〇
三井ダイレクト 〇

車内身の回り品特約

車の中に置いてあった個人所有のものが、、事故で壊れたり、盗難にあった場合に保険金が払われる特約です。

自動車事故では、車自体や搭乗者に被害が発生するだけでなく、社内に持ち込んでいるものが壊れることがありますが、一般的な自動車保険の補償では、それらの動産は補償されません。(車両保険で補償されるのは、車に固定されているものまで)

カメラなどの精密機械や高価な動産を車に持ち込んでいる人は、是非加入して欲しい特約です。

対象になる事故
①走行中の事故による損害
②駐停車中の盗難による損害
*損害保険会社によっては、車内での事故だけでなく、社外での事故も補償対象になります。
(例)ドライブに行って、カメラを持ち出して撮影中落として壊してしまった。

補償の対象にならない身の回り品
現金・通帳・キャッシュカード・クレジットカード・宝石などの貴金属・骨董品・絵画・携帯電話(スマホ)コンタクトレンズ・自転車・サーフボードなど

この特約も年間の保険料が2,000円弱と安いので、できれば加入しておきたいですね。

但し、車上荒らしが補償対象外の損害保険会社もありますので、加入するときは補償内容を確認してください。

損害保険会社別の特約有無

保険会社特約の有無備考
三井住友海上 〇 車内のみ補償
東京海上日動 〇 車内のみ補償
あいおいニッセイ同和 〇 車内・車外とも補償
損保ジャパン日本興亜 〇 車内のみ補償
ソニー損保   〇 車内のみ補償
アクサダイレクト 〇 車内のみ補償
チューリッヒ 〇 車内のみ補償
SBI損保 〇 車内・車外とも補償
そんぽ24 〇 車内のみ補償
セゾン自動車火災 〇 車内のみ補償
イーデザイン損保 〇 車内のみ補償
三井ダイレクト 〇 車内のみ補償

日常生活弁護士賠償

日本国内で起きた自動車事故以外の偶然の事故で、「記名被保険者」及びその「家族」の身体や住宅・家財などに被害を受け、加害者に損害賠償請求を行う場合や法律相談を行う費用が払われます。(弁護士費用300万円 法律相談10万円まで)

例えば、子供が公園であそんでいたら、近くでキャッチボールをした人のボールがあたり、大けがをしたが、相手は全く賠償する様子がないので、弁護士に賠償請求を委任したなど

この特約も、特約保険料が年間500円程度なので、余裕があれば加入しておくことをおすすめします。

損害保険会社別の特約有無

保険会社特約の有無
三井住友海上 〇
東京海上日動 〇
あいおいニッセイ同和 〇
損保ジャパン日本興亜 〇
ソニー損保 〇
アクサダイレクト 〇
チューリッヒ ×
SBI損保 ×
そんぽ24 ×
セゾン自動車火災 ×
イーデザイン損保 ×
三井ダイレクト ×

まとめ

自動車保険で保険料に余裕がある場合におすすめする特約7選は、できれば加入しておきたい特約です。

レンタカー費用特約以外は、特約保険料も比較的割安であり、それほど負担になりませんが、特約保険料が安いということは、実際に保険金請求することはそれほどありません。

それでも、もし実際に対象となる事故が起きた場合、これらの特約に加入していると本当に助かります。

また、全ての特約を全損害保険会社が取り扱っている訳ではありませんので、自動車保険を加入している会社が扱っているなければ、加入できません。

本当に自分に必要な特約なら、加入している損害保険会社を変更するのも一つの選択肢です。

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