新車を買ったら付けておきたい車両保険の「新車特約」

今まで乗っていた車が調子わるくなったので、思い切って新車を買いました。　３００万円もしたので大事に乗りたいのですが、自動車保険でおすすめの加入方法はありますか？

車って高い買い物です。せっかく買った車が事故で壊れたら、たとえ修理ができても乗りたくないですね。そんな時に「新車特約」が役に立ちます。

「新車特約」とは？

契約している車が新車の場合で、事故で大きな損害が発生した時に、「車両保険」に「新車特約」を付けていると、代わりの新車を買う費用（車両本体価格＋登録の諸費用）が補償されます。

車両保険で車を修理することは出来ますが、新しい車に買い替えると差額が発生し、自己負担が必要になります。

車両保険に「新車特約」が付いていると、車両本体価格と購入の登録諸費用も支払われ、自己負担もなく、新車を購入することが出来ます。

新車特約を契約する場合は、車両保険金額と新車車両保険金額と２階建ての契約をします。

一般的な車両保険の保険金額は、３００万円で新車を購入しても、毎年その価値は下がっていきますので、保険金額も毎年下がっていきます。

車両保険金額は一般の車両保険と同様、車の価値に応じて毎年下がっていきますが、新車車両保険金額は、５年間新車購入価格の３００万円が補償されます。

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新車特約に加入できる車種は自家用８車種で、新車登録をした月の翌月から６１ヶ月以内の車が対象です。。

自家用８車種とは
・自家用普通乗用車
・自家用小型乗用車
・自家用軽四輪乗用車
・自家用軽四輪貨物車
・自家用小型貨物車
・自家用普通貨物車（最大積載量0.5トン以下）
・自家用普通貨物車（最大積載量0.5トン超２トン以下）
・キャンピング車

＊イーデザイン損保は新車登録から１１ヶ月以内、ソニー損保とセゾン自動車火災は新車登録から２５か月以内に限り加入できます。
＊自家用普通貨物車（０．５トン以下）、自家用普通貨物（０．５トン超２トン以下）、キャンピング車については、損害保険会社により加入できない場合があります。

事故により、契約している車が損害を受けて、次のいずれかの状態になり、事故の翌日から一定期間内に新車を購入した場合に保険金を請求できます。

また、修理する場合には、事故の翌日から一定期間内に修理を完了した場合に保険金が支払われますが、新車保険金額が限度になります。

・契約している車が修理できない場合、または、修理費の額が「車両保険金額」以上となった場合。
・契約している車の修理費が、新車保険金額の５０％以上となった場合。

＊内外装のみの損害の場合は対象になりません。
＊車が盗難された場合は対象になりませんが、盗難後に発見されて、車に損害があった場合は対象になります。
＊買い替えや修理するまでの限度日数は損害保険会社により異なります。（損害保険会社別一覧表を参照してください）

事故に遭った車を買い替える場合は、以下の保険金が支払われます。

・新車の車両購入価格（新車車両保険金額まで）
・登録の諸費用（新車車両保険金額の１０％で３０万円限度）
＊登録諸費用は損害保険会社により、限度額などが多少異なります。

「新車特約」は一部の損害保険会社の自動車保険に特約として加入することが出来ます。

損害保険会社別一覧表