あいおいニッセイ同和損害保険は国内NO1損害保険グループであるMS&ADインシュアランスグループの中核損害保険会社です。
また、あいおいニッセイ同和は2010年10月に「あいおい損害保険」と「ニッセイ同和損害保険」が合併してできた損害保険会社です。
あいおいニッセイ同和の「タフくるまの保険」の特徴は
①基本補償が充実
基本補償は
・対人賠償保険
・対物賠償保険
・人身傷害保険
・対歩行者傷害等特約(標準装備)
・人身傷害自立支援費用特約(標準装備)
・車両保険(任意加入)
*対歩行者傷害等特約とは
対人事故の際に相手が歩行者や自転車の場合、相手の過失分も保険金を支払う特約で、過失交渉でトラブルになりにくく、素早い事故解決に繋がります。(この特約を販売しているのは、あいおいニッセイ同和と日新火災のみです)
*人身傷害自立支援費用特約とは
人身傷害保険の対象となる事故で、後遺障害を被ったりした場合に、自立して社会活動に復帰できるように、リハビリ費用や福祉機器などの購入費用が払われます。
②選べる特約
・対物超過修理費用特約
・弁護士特約
・日常生活弁護士特約
・車両超過修理費特約
・リサイクル部品使用特約(車両保険使用時にリサイクル部品を使用する特約で、車両保険の保険料割引あり)
・個人賠償特約
・その他多数の特約あり
③頼れるロードサービス
・レッカー現場急行サービス
事故や故障で走行不能の場合の修理工場までレッカー移動のサービス(30万円まで 約500㎞相当)
・現場応急修理サービス
事故や故障の時、現場での応急修理をサービス(30分程度の作業まで)
・ガス欠時のガソリン補給10ℓ(年1回まで)
④万全な事故処理体制
あいおいニッセイ同和の事故処理体制は
・24時間365日事故受付
・初動対応は同じく24時間365日対応可能
*ほとんどの損害保険会社の事故対応は、事故受付や初動対応は、外注先の対応ですが、あいおいニッセイ同和は全て自前で対応しており、夜間や休日でもほとんど営業時間内と同じ対応が可能です。
まとめ
あいおいニッセイ同和は他の大手損害保険に比べ、売り上げに占める自動車保険の割合が多く、自動車保険を得意としています。
その割に各ランキングの順位が下位に低迷している原因は、代理店の質にあると思われます。
代理店型大手損害保険会社の一角を占めるあいおいニッセイ同和ですが、あいおい損保(前身は大東京火災と千代田火災)とニッセイ同和(前身は同和火災とニッセイ損保)の合併でできた会社であり、もともとは中堅損保の集まりです。
損害保険会社の代理店は大手ほど教育が行きどどいて、商品知識や事故処理知識が豊富ですが、中堅損保の場合、代理店の規模も小規模で、知識も乏しい場合が多いのです。
特にあいおいニッセイ同和の代理店は自動車ディラーや自動車修理工場、中古車販売店などが多く、本業としているプロ代理店が弱い会社です。
当然自動車保険募集時の商品説明や、手続きについて、自立している代理店の割合が低く、顧客満足度に影響していると思います。
しかしながら、「タフくるまの保険」は対歩行者傷害等特約が標準装備など、契約者の立場に立った良い商品であり、時間内外を問わず事故対応を全て社員が直接対応(特に夜間・休日は800人もの社員が対応)していて、業界トップレベルの事故対応力なので、加入する代理店を吟味すれば、選択肢の一つとしておすすめできます。
主な補償内容とサービス等 | |
事故対応 | |
初期対応・受付時間 | 24時間受付 初期対応及び途中対応は休日、夜間でも実施 |
事故対応拠点 | 国内207拠点 |
事故対応体制 | 対人・対物別の専任担当者 |
ロードサービス | |
レッカーサービス | 30万円まで(500㎞相当)無料 |
ガス欠対応 | 契約1年目から10ℓまで無料(年間1回まで) |
交通費・宿泊サポート | 特約で対象(有料) |
走行距離区分・割引等 | |
走行距離区分 | なし |
主な割引 | ・ゴールド免許証割引 12%割引 ・新車割引 普通・小型乗用車 対人・対物・傷害:11% 車両:7% 軽四輪乗用車 対人:8% 対物:2% 傷害:21% 車両:7% ・ノンフリート多数契約割引…3~5%割引 ・エコカー割引全項目3% ・長期優良割引2% ・イモビライザー割引 車両3% |
上記は2017年2月現在の内容です。