代理店型自動車保険 その種類による代理店7つの分類とは?

代理店7つの分類 代理店型自動車保険レビュー

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代理店型自動車保険は加入する代理店によって、その価値が大きく左右されます。
なぜなら、自動車保険の商品内容は、似たり寄ったりで、加入する代理店の質(商品知識や事故処理の知識など)が契約者の満足度に大きく影響します。

代理店型自動車保険は加入する代理店の種類で7つに分類されます。

専業のプロ代理店

専業と言うだけあって、損害保険の手数料収入だけで生活している、プロの代理店です。
経験豊富なスタッフが、自動車保険加入時のアドバイスや、事故時の相談にのってくれるので安心です。

専業プロ代理店の特徴

今では、専業プロ代理店は損害保険だけではなく、生命保険も同時に販売していて、いわゆる「総合保険代理店」と言われる保険全般を扱う代理店です。

国内の損害保険会社は、1996年から2001年にかけての保険の自由化により、外資系の損害保険会社との競争力を確保するために、損害保険各社は代理店の手数料を大幅に下げました。

保険の自由化までは、損害保険代理店の手数料率はどんな代理店でもほとんど一律でしたが、この保険の自由化によって、代理店の手数料率は、代理店の規模や自立度などによって、上がったり下がったりする制度に変わりました。

そのために、個々の専業プロ代理店はほとんど単独では存続できなくなり、何社かが合併して規模を確保することで、手数料率を確保するに至りました。

このことから、ほとんどの専業プロ代理店は、小さな代理店の集合体です。

しかしながら、小さな代理店の集合体といえども、自動車保険の扱いは得意としていて、商品知識や事故対応などの実務力は代理店の種類の中では一番安心して任せることができる人たちです。

自動車ディーラー

自動車保険はやはり自動車関連業種が扱っていますが、その中で一番規模が大きい代理店は自動車ディーラーです。

自動車ディラー代理店の特徴

自動車ディーラーはもちろん新車販売が主な仕事ですが、ディーラーのセールスには、新車の販売台数の他に、自動車保険の新規獲得目標があります。

自動車ディーラーにとって、新車販売と同時に自動車保険を販売することで、以下のようなメリットがあります。

①自動車保険の手数料収入が見込める(ディーラーによっては、なんと1億円以上もの収入になる)
②自動車保険を扱っていると、事故の際に自社の整備工場に修理車を誘導して、修理費を稼げる。
③自動車保険のメンテナンスとと称して、契約者を訪問し、新車の追加販売情報を入手できる。(家族の新車購入情報等)
④車を買い替えると自動車保険の変更手続きが必要であり、他のメーカーでの浮気購入等が判明する。

自動車ディーラーは車の専門家であり、契約者にとって自動車保険を任せるのは決して悪いことではありませんが、所詮本業は新車の販売であり、自動車保険の知識が豊富にあるわけではなく、安心して任せられるとは思いません。

なによりディーラーの修理部門は、車の修理に関して修理費が高く、ほとんど融通が利きません。

自動車修理工場

自動車の修理や車検を主な業務にしている、いわゆる「町工場」です。

自動車修理工場の特徴

自動車の修理工場は、自動車の修理や車検を主な業務にしている工場ですが、ほとんどの自動車修理工場は、修理や車検の他に新車や中古車の販売もしています。

10年前までは、ほとんどの自動車修理工場で自動車保険と自賠責保険を販売していましたが、保険の自由化後のIT化や自動車保険の複雑化で、現在では自動車保険から撤退している工場も増えています。(自賠責保険のみ販売)

各社の自動車保険は、毎年毎年改定を繰り返していて、高齢化が進んでいる自動車修理工場では、その変化についていけないのです。

自動車保険の契約者にとって、新しい情報やその他のサービスなどの説明を受けることができませんが、事故時の車の修理について、自動車ディーラーと異なり、融通がききますので、「なにかあったら相談にのってくれる」頼もしい代理店だったのです。

まだまだ規模の大きい自動車修理工場は、自動車保険を販売していますので、近所の修理工場に加入することは選択肢の一つではないかと思います。

中古車販売店

自動車ディーラーと似ていますが、中古車を主に販売している自動車販売店です

中古車販売店の特徴

中古車販売店は、ほとんどの場合、自動車ディーラーと異なり、小規模な会社であり、社員の数も少なく、ましてや自動車保険の知識は乏しいのが現実です。

損害保険会社も小規模な中古車販売店に自動車保険を販売させることには腰が引けていて、自動車修理工場と同様に、比較的規模が大きい中古車販売店以外は、代理店としては減らしていく方向です。

また、事故車の修理に関しても、自前で工場を持っていない場合が多く、提携している自動車修理工場に事故車を紹介して、中間マージンを受け取るだけのいい加減な対応なので、自動車保険を任せるのは、あまりおすすめしません。

生命保険会社の外務員

国内の大手生命保険の外務員が生命保険の他に自動車保険も販売しています。

生保外務員の特徴

保険の自由化により、生命保険と損害保険の垣根がなくなり、生命保険会社も子会社を作り損害保険を販売しました。
国内大手生命保険が作った損害保険会社は

日本生命⇒ニッセイ損保
第一生命⇒第一ライフ損保
住友生命⇒スミセイ損保
明治生命⇒明治損保
安田生命⇒安田ライフ損保
三井生命⇒三井ライフ生命 など

損害保険会社は、事故処理拠点網などが必要で、ある程度規模が大きくないと採算が取れないこともあり、現在では全て大手損害保険会社に吸収され、以下のとおりに業務提携で損害保険を販売しています。

日本生命⇒あいおいニッセイ同和
第一生命⇒損保ジャパン日本興亜
明治安田生命⇒東京海上日動
住友生命、三井生命⇒三井住友海上

生命保険も保険の自由化で保険料が安くなり、インターネットや外資系生命保険に押されて、従来型の生保外務員による販売のみでは、給料を確保できなくなり、損害保険の販売でその給料の減少を確保する必要があるのです。

損害保険の主流はもちろん自動車保険ですが、生命保険外務員はほとんどが女性であり、自動車に関する知識もなく、まして自動車保険や事故処理の知識は皆無に近く、自動車保険を販売することに無理があるのです。

しかも代理店型自動車保険の高い保険料なので、自動車保険を加入しているメリットはなく、代理店型自動車保険では、絶対加入すべきでない代理店です。

企業の子会社代理店

大企業がその授業員から損害保険を引き受けるために作った代理店です。

企業の子会社代理店の特徴

損害保険業界では企業の子会社代理店を「別働隊代理店」と呼びます。

たくさんの授業員がいる大企業では、その従業員から損害保険をもらうことで、ばく大な手数料収入を得ることができます。
その為に、大企業は別会社を作り、社員から給料天引きの損害保険や生命保険を募集して、収益をあげています。

社員にとっても保険料が給料天引きで、しかも特定の割引制度があったりで、安い保険料で加入できますので、一般の代理店に加入するより有利になります。

反面、自動車保険をはじめ、生命保険などの加入が義務付けられたり、半強制的な加入だったりで、問題がある場合もあります。

銀行代理店

ほとんどの銀行は損害保険代理店をしています。

銀行代理店の特徴

銀行は、住宅ローンに付随する火災保険を銀行窓口(実際は融資窓口)で扱っていています。

また、グループ会社が同じく火災保険の他自動車保険などの損害保険や生命保険を扱っています。

このグループ会社代理店は企業の子会社代理店と同じですが、銀行の行員の損害保険や生命保険を扱うだけでなく、銀行の顧客から広く各種保険を募集しています。

銀行の顧客といってもほとんどが銀行が融資している企業が相手であり、個人の顧客まではターゲットにしていません。
悪く言えば、『金を貸しているから保険をくれ』的な保険募集になりがちで、あまりイメージはよくありません。

企業の子会社代理店と同じく、一般の人にはあまり縁がない代理店です。

このように損害保険の代理店にはいろいろな種類がありますが、代理店型自動車保険の高い保険料を払う以上、それに見合った自動車保険の知識や、事故処理の経験・知識があるかどうかを見極めて加入することが必要です。

自動車保険は比較することで安く加入できます。安くなった保険料は平均でなんと25,000円。

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