事故有係数期間とは、事故があり、保険金を請求した場合に「事故有の割増引率」を適用する期間のことで、3等級ダウン事故を1回起こすと、事故有係数期間は③となり、3年間割高な保険料を払うことになります。
また。1等級ダウン事故を1回起こすと事故有係数期間が①になり、1年間割高な保険料を払うことになります。
複数の事故を起こしますと、この事故有係数期間は加算されますが、上限は⑥になります。
例えば11等級の人が3等級ダウン事故を1回起こした場合の翌年度以降は、以下のようになります。
翌年度は3等級ダウンして
8等級の事故有係数期間 ③
1年間事故がないと翌年は
9等級の事故有係数期間 ②
また1年間事故がないと翌年は
10等級の事故有係数期間 ①
更に1年間事故がないとようやく
11等級の事故有係数なしになります。