2021年4月改訂版 見やすい自賠責保険保険料早見表(主要車種抜粋)

2021年自賠責保険値下げ 自動車保険トピックス

自賠責保険は交通事故が減少すると安くなる

自賠責保険はいわゆる「強制保険」であり、公共性の高い保険のため、利潤も損失も出ないように運用しなければならないという考え方(ノーロス・ノープロフィットの原則)で保険料(保険料率)が決定されています。

2021年1月18日に開催された自賠責保険審議会において、2021年4月1日から適用される自賠責保険料の改定内容が発表されました。(損害保険料率算出機構のニュースリリース

自賠責保険の新保険料は、全車種平均で6.7%の値下げになりますが、車種・保険期間により改定率は異なります.

2021年4月1日以降に適用される保険料は車種別保険料表を参照して下さい。

過去10年間の自賠責保険の保険料改定は以下のとおりとなっていて、今回の改定で3年連続の引き下げとなります。

  • 2020年4月1日改訂(平均で16.4%引き下げ
  • 2017年4月1日改定(平均で6.9%引き下げ
  • 2013年4月1日改定(平均で13.5%引き上げ)
  • 2011年4月1日改定(平均で11.7%引き上げ)

今回の自賠責保険料の値下げについては、自動車の安全性能向上や2020年新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛から、自動車事故の件数が減少したことが背景にあります。

2021年4月から自賠責保険の保険料が全車種平均で約6.7%安くなる。

2021年4月1日から適用される新しい自賠責保険の保険料は、現在適用されている保険料から全車種平均で6.7%の引き下げとなります。

車種別に値下げ率が異なりますが、安全装置が充実してきた自家用乗用車や自家用軽自動車などが特に値下げ率が大きくなっています。

2022年度は自賠責保険の保険料改定はなし

2022年1月24日(月)に開催された自賠責保険審議会において、2022年度自賠責保険の保険料は据え置きにになることが決定されました。
その結果2022年度の自賠責保険の保険料改定はありませんので、引き続き2021年4月1以降の保険料が適用されます、

自賠責保険審議会とは
自賠責保険審議会(自動車損害賠償責任保険審議会)とは、自賠責保険の約款や保険料等について、公平かつ合理的な決定を行うため、自動車損害賠償保障法第31条に基づいて金融庁に設置された金融庁長官の諮問機関です。

2021年(令和3年)4月1日以降の自賠責保険保険料表

車種/保険期間60か月契約48か月契約37か月契約36か月契約25か月契約24か月契約13か月契約12か月契約
自家用乗用自動車27,77027,18020,61020,01013,31012,700
軽自動車検査対象車27,33026,76020,31019,73013,15012,550
自家用普通貨物自動車最大積載量が2トンを超えるもの37,98036,71022,43021,130
最大積載量が2トン以下のもの33,84032,73020,25019,120
自家用小型貨物自動車23,87023,15015,02014,280
二輪車250ccを超えるもの11,39011,2309,4409,2707,4407,270
125ccを超え250cc以下のもの16,22014,11011,9609,7707,540
原動機付自転車(125cc以下)13,98012,30010,5908,8507,070

(本土用、単位:円)
*沖縄県、離島など一部地域については上記保険料例と異なります。

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自賠責保険の解約方法

自賠責保険解約の仕方と便利な自賠責保険解約保険料表(2020年4月1日以降加入)

【参考】2021年(令和3年)3月31日以前加入の保険料表

車種/保険期間60か月契約48か月契約37か月契約36か月契約25か月契約24か月契約13か月契約12か月契約
自家用乗用自動車30,17029,52022,21021,55014,09013,410
軽自動車検査対象車29,55028,91021,78021,14013,87013,210
自家用普通貨物自動車最大積載量が2トンを超えるもの41,08039,68023,99022,570
最大積載量が2トン以下のもの36,56035,33021,62020,370
自家用小型貨物自動車25,58024,79015,86015,050
二輪車250ccを超えるもの12,08011,9009,8709,6807,6107,420
125ccを超え250cc以下のもの17,33014,99012,60010,1607,670
原動機付自転車(125cc以下)14,38012,60010,7908,9507,060

(本土用、単位:円)
*沖縄県、離島など一部地域については上記保険料例と異なります。

一般的な車種の2年(24か月)契約保険料値下げ率は以下の通りとなります。

用途車種新保険料旧保険料改定率
自家用乗用車20,010円21,550円-7.1%
軽自動車(検査対象)19,730円21,140円-6.7%
軽自動車(検査対象外)9,770円10,160円-3.8%
自家用小型貨物車23,150円24,790円-6.6%
小型二輪車9,270円9,680円-4.2%
原動機付自転車8,850円8,950円-1.1%

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