冬の運転 気を付けたい5つのポイントとは?

交通事故の豆知識

冬の運転は雪が降る降雪地や寒冷地だけではなく、路面が凍結する可能性があります。

凍結した路面は走っている時に発見しにくく、スリップをして初めて気が付く場合が多いので、事故に直結する可能性が非常に高くなります。

一般的に気温が0度を下回らないと路面が凍結しないと思いがちですが、よく言う「気温」は地上から1.5mの高さで測っていますので、それより低い路面ではもっと気温が低いことがあります。

気温が0度まで下がらなくても、おおよそ2度から3度くらいまで気温が下がると、場所によっては路面が凍結する可能性が高くなってきます。

また、降雪する地域では、吹雪などの場合以外でも著しく視界が悪化することで重大な事故に直結する可能性がありますので、冬の運転で注意すべきポイントをしっかりおさえて、事故を起こさないように気を付けて運転することが必要です。

凍結しやすい場所に注意

雪が降る降雪地域や寒冷地だけではなく、気温が低くなると路面が凍結しやすい場所があります。

次のような場所では部分的に路面が凍結している可能性がありますので、注意が必要です。

  • 橋の上
  • トンネルの出入り口
  • 山間部などの日陰になっている場所

一般的に橋は空中に浮いているため、風通しが非常によく、熱が溜まりにくい構造をしているため、上空へ熱が逃げやすいからです。

またトンネルの出入口付近では、冬の冷たい風が吹きさらしになっていることが多く、路面の温度は予想外に下がっています。

山間部などの日陰になっている場所は、特にスリップ事故が発生しやすい場所です。

路面が乾いているからと安心して走行していても、カーブの先が日陰になっているために、その部分だけが凍結していて、減速ができずにスリップ事故が起きることが非常に多いのです。

トンネルの出口が凍結しやすい

トンネルの中は雪が降らないために、路面が乾いていて、凍結しないと思いがちですが、実はそうではありません、

トンネルの中は「外気とくらべて気温が高い」ので、路面が凍結することはほとんどありませんが、出口付近が凍結している時があります。

特に長いトンネルの出口付近はトンネルの入り口と状況が一変していて、路面が凍結している場合がありますので、速度を落とすなどの注意が必要です。

深夜から明け方が凍結しやすい

凍結した路面は積雪道路よりも遥かに滑りやすくなるため、停止距離が長くなるだけでなく、ブレーキやハンドル操作のミスでスリップが発生しやすくなりますし、凍結路面は見分けにくいために発見も遅れることが多くなります。

気温の下がる深夜から早朝にかけて雨が降った場合などは、凍結しやすいので、路面の状態に注意して走行しましょう。

冬の運転の注意点

前車や対向車が巻き上げる雪煙が視界を悪くする

雪が積もった道を走行する時、前車や対向車などが舞い上げる雪煙で、前方が一瞬見えなくなることがあります。

特に相手がトラックやバスなどの大型車の場合には、雪煙が多く舞い上がり、大変危険な状態になってしまいます。

このような場合は、前車との車間距離を十分に取って、雪煙で視界を遮られても慌てて急ブレーキをかけることのないよう、落ち着いた運転を心掛けましょう。

道路の脇が開けていると地吹雪が発生する

道路の周囲に建物や雑木林などのない開けた場所で、雪が積もっているときは、強風が地面に積もった雪を噴き上げる、所謂「地吹雪」が発生する可能性があります。

地吹雪は道路上に雪がなくても、道路の周囲に積雪があると発生しますので、晴天の場合でも強風により発生する可能性があります。

特に道路の脇に「防風柵」が設置されている道路は「地吹雪地帯」なので、強風が吹けば地吹雪が発生します。

地吹雪が発生すると、前方がほとんど見えない状態になり非常に危険なので、地吹雪が発生しそうな場所では、あらかじめスピードを落として慎重に運転しましょう。

地吹雪や降雪で立ち往生になってしまったら

毎年地吹雪や降雪により、多くの車が道路で動けなくなる「立ち往生」が発生します。

「立ち往生」は、自分の車が大丈夫でも、前方の車が視界不良でストップしたり、積雪により身動きが取れない状態になると発生して、巻き込まれてしまいます。

その時は、身動きせずにその場に留まり、救助を待つ方が安全ですが、以下の点に注意をしてください。

  1. ハザードランプを転倒させて、なるべく路肩に停車する。
  2. 道路緊急ダイヤル(#9910)かJAFへの救援(#8139)、もしくは状況によって警察や消防へ連絡する
  3. ドア(特に風下側)のドアが開くことを常に確認する。
  4. マフラーが雪に埋もれていないか確認する。
  5. もしマフラーが雪に埋もれてしまったら、エンジンを切る。

車が地吹雪や降雪で立ち往生してしまうと、車はあっという間に雪に埋もれてしまいます。

そうなると、ドアが開かなくなり、マフラーまでが雪に埋もれてしまうと、排気ガスが車内に進入して、一酸化酸素中毒になる恐れがあり大変危険です。

必ず上記注意点を守り、救助が来るのを待ちましょう。

まとめ

冬道は、路面の凍結・積雪または降雪や地吹雪による視界不良など、平常時に比べいわゆる「冬型事故」が起きることが多くなっています。

特に初冬の雪の降り始めには、スタットレスタイヤの未装着や不慣れな運転により、事故が多発する傾向があり、損害保険会社の事故受付センターには、多くの事故報告が入ってきます。

冬季の運転は非常に危険を伴いますので、万が一に備えて、タイヤチェーンや除雪用ブラシ、スコップ、軍手・作業衣類・長靴、毛布、けん引用ロープ、ブースターケーブルなどを準備しておくことをおすすめします。

また、スリップによる単独事故や追突事故など、自車の修理費用が発生することが多いので、加入している自動車保険に「車両保険」が付いているかどうか確認してください。

車両保険は、自動車保険の保険期間の途中でも付けることができますし、保険料が高くて迷う時は、より安い自動車保険に切り替えることも検討しましょう。

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