自動車保険の保険料を安くする4つのチェックポイントは?

自動車保険節約 自動車保険の保険料節約方法
真由美さん
自動車保険の保険料って結構高くて・・ なんとか安くする方法はないかしら
元支社長
自動車保険の保険料は、加入条件を見直すと安くなる場合がありますので、詳しく説明します。

自動車保険の保険料を安くする4つのチェックポイント

自動車保険に加入する場合、必要な補償をおさえつつ、なんとか安い保険料で加入したいものです。
ダイレクト型の自動車保険を選ぶことで、自動車保険の保険料はかなり節約できますが、自身に最適な条件になっているか常に確認することが大切です。

①運転者の年齢条件

運転者年齢条件を設定することで、運転する可能性のない年齢の人を除外して、保険料が安くなります。
反対に、年齢条件に合わない年齢の人が運転して事故を起こしても、補償の対象にはなりません。

年齢条件の決め方

運転者年齢条件の決め方は、記名被保険者本人、配偶者、同居の親族の中で運転する一番若い人の年齢を基準に決めます。

年齢条件の種類

運転者年齢条件は以下のパターンがあります。

・年齢を問わず補償(全年齢補償)
・21歳以上補償
・26歳以上補償
・35歳以上補償
*30歳以上補償の会社もあります。

運転者年齢条件は、保険料に大きく影響しますので、運転する一番若い人が21歳・26歳・35歳の誕生日を迎えたら、その日付けで、年齢条件変更の手続きをすることが肝心です。

加入している代理店やダイレクト自動車保険では、誕生日を迎えて年齢条件を変更できる場合も、年齢条件変更の案内はほとんど来ませんので、契約が満期を迎えて更新する時に初めて年齢条件を変更するパターンが一般的です。

これでは、誕生日を迎えてから、契約の満期までは、実態に合わない高い保険料を支払うことになりますので、必ず自ら申し出て、年齢条件変更の手続きをすることをおすすめします。(ダイレクト型の場合は、インターネットや電話での手続き)

②運転者範囲

運転者限定とは、運転する可能性のない人を「運転者範囲」から除くことで、保険料が安くなります。
反対に、補償の対象とする運転者の範囲に入っていないひとが運転した事故は補償されません。

運転者範囲の設定方法は

運転者範囲は以下の4パターンです。

・本人限定(選べる保険会社と選べない保険会社とあります)
・本人・配偶者限定(夫婦限定)
・家族限定(家族のみを補償します)
・運転者限定限定なし

運転者限定も年齢条件と同様に、運転する人の範囲が変わったら、契約上の運転者範囲を変更すれば、その日から保険料が安くなります。

年齢条件も同様ですが、条件を変更すれば、保険料が年払いの場合、払った保険料から残りの期間分の安くなった保険料が戻って来るし、分割払いでも、翌月の保険料から安くなります。

また、運転者範囲外の人が運転する場合は、その条件に合うような運転者範囲に変更が必要ですし、運転しなくなったら、またもとの運転者範囲に戻すこともできます。

(例)

〇運転者範囲を「本人・配偶者限定」にしていたが、お盆休みに別居している息子が遊びに来て車を運転するので、「家族限定」に変更をした。
〇お盆休みに息子が帰ったので、「本人・配偶者限定」に戻した。(息子は別居なので、年齢条件の変更は必要ありません)
保険会社によっては、2回分の変更を一度の手続きで受け付けてくれます。

③契約している車の使用目的

ほとんどの損害保険会社では自動車保険の保険料に使用目的が影響します。
使用目的には3つのパターンがあります(2パターンの会社や使用目的が関係ない会社もあります)

・業務使用(保険料高い)
・通勤・通学使用(保険料普通)
・日常レジャー使用(保険料安い)

使用目的の判定は、各社若干違いがありますが、契約してから1年間を通して、その車を主に(半分以上)何の目的で使うかを判定基準に採用しています。

この使用目的は「告知義務」であり、『通知義務」である場合が多く、契約した時から事情が変わり、使用目的が変更になった場合は、必ず加入している代理店や損害保険会社に通知をして、契約内容(使用目的)の変更手続きが必要です。

変な話ですが、「業務使用」で加入していて、「日常・レジャー使用」に変更することを忘れても、問題はありませんが、逆に「日常・レジャー使用」で加入していて、「業務使用」に変更していなかったら「通知義務違反」になり、事故があっても、保険金が払われない場合があります。(どっちも通知義務違反ですが)

この使用目的も、就職や離職などの事情がありましたら、契約内容(使用目的)の変更をすることが必要であり、使用目的は、常に実態と合っていることが、保険料を節約することになります。

④ゴールド免許割引

ゴールド免許割引は、割引の中でも割引率が結構高く、是非利用して欲しい割引です。
ゴールド免許割引の特徴は、自動車保険加入時に、記名被保険者(賠償被保険者)の所持している免許証の色がゴールドであれば、受けれる割引ですが、こんな特徴があります。

・加入時にゴールドであれば、保険期間内にブルーになっても満期までは適用される。
・加入時にゴールドでなく、割引が適用されていない人が、保険期間内にゴールドになっても、満期までは割引が適用されない。
*損害保険会社によって多少運営が異なります。

この対策として以下の方法があります。

・現在ゴールド免許で、次回の免許証の更新が迫っており、ブルー免許が確定している人は、3年の長期契約に加入する。(同じく3年後の更新までゴールド免許割引が使える)
・保険期間の途中でゴールドになった場合、途中で解約して、新たに契約し直す。(割引の進行具合を考える必要があります)

まとめ

代理店型に加入しても、ダイレクト型に加入しても、自動車保険を安くするためには、常に自分の加入している内容が、最適なものかをチェックすることが必要です。

特に運転者の年齢条件は、自動車保険の保険料に大きく影響しますので、運転する人で一番若い人が21歳、26歳、35歳になった誕生日の日に年齢条件変更の手続きをしましょう。

ダイレクト型自動車保険に加入している人は、インターネットで年齢条件変更の手続きをすることができます。

代理店型自動車保険に加入している人は、加入している損害保険会社のコールセンターに電話したり、加入している代理店に連絡をして手続きをすることができますが、損害保険会社や代理店の方から年齢条件変更のアドバイスはほとんど期待できません。

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