自動車保険のセカンドカー割引を使ってお得に加入しよう! 2023年1月からは割引率アップ

セカンドカー割引 自転車事故の豆知識

自動車保険に新たに加入する場合、既に11等級以上の優良契約に加入していると、安い保険料で加入できる制度がセカンドカー割引です。
このセカンドカー割引は本人だけでなく、同居の親族が加入している契約でも適用されます。

セカンドカー割引とは

セカンドカー割引とは、新しく車を購入して自動車保険に加入する場合、同居の家族の中で、既に11等級以上の自動車保険に加入していると、6等級ではなく、7等級から契約することができます。

セカンドカー割引適用の条件は

  1. 1台目の車の自動車保険契約が11等級以上であること
  2. 1台目および2台目以降の車が自家用8車種であること
  3. 1台目および2台目以降の契約の「記名被保険者」(主に運転する人)と車の所有者が「個人」であること
  4. 2台目以降の記名被保険者及び車の所有者が以下のいずれかに該当すること

記名被保険者が
・1台目の契約の記名被保険者
・1台目の契約の記名被保険者の配偶者
・1台目の契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族

車の所有者が
・1台目の契約の所有者
・1台目の契約の記名被保険者
・1台目の契約の記名被保険者の配偶者
・1台目の契約の記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
例えば、1台目の車の契約者が父親であれば、2台目以降の車の記名被保険者が父親の他、父親か配偶者と同居している子供、祖父、祖母などの場合に適用ができます。

*記名被保険者とは主にその車を運転する人のこと(保険会社によっては賠償被保険者とも言います)

既に加入している自動車保険は異なる保険会社でもセカンドカー割引が適用できる

セカンドカー割引を適用するための1台目の自動車保険は、同じ保険会社でなくても大丈夫であり、JA共済などの共済契約でも構いません。
必要な情報は、1台目の自動車保険の以下の情報です。

  • 1台目の自動車保険の保険会社名
  •   〃 証券番号
  •   〃 適用されている等級(11等級~20等級)

2023年1月からはセカンドカー割引の割引率がアップする

セカンドカー割引を使って自動車保険に加入する場合は、6等級ではなく、7(S)等級が適用されますが、現在の割引率は以下の通りとなっています。

<セカンドカー割引を適用した場合の割引・割増率>

      等級年齢条件
全年齢補償21歳以上補償26歳以上補償35歳以上補償
6(S)割増引率4%割増
7(S)割増引率34%割引

2023年1月からは以下の割引率が適用されます。

      等級年齢条件
全年齢補償21歳以上補償26歳以上補償35歳以上補償
6(S)割増引率3%割増
7(S)割増引率38%割引

既に2台以上の自動車保険契約に加入している場合の取扱い

既に同居の家族で2台以上の車を所有していて、それぞれ自動車保険に加入している場合、どちらかが11等級以上の優良契約であれば、他の契約が11等級未満でもセカンドカー割引が適用できます。

新しく車を購入して自動車保険に加入する場合、できればセカンドカー割引を使い安い保険料で加入したいものです。

大手の損害保険会社では、同じ契約者が2台目以降の自動車保険を契約した場合、1台目が11等級以上で、セカンドカー割引を適用していないと、エラーとなり契約できないシステムとなっていますが、異なる保険会社に加入する場合、自己申告しなければなりませんので、注意が必要です。

*現在では各損害保険会社が他社に加入する1台目契約を、日本損害保険協会が運営する、「複数所有新規に関する保険契約確認制度」で確認することができます。

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